セルフダイビング難易度: 最上級(要体力、崖下りあり、長い水面移動、潮の流れが速い、僻地)
流れ: 潮汐によりかなり強くなる
最大水深: 40㍍くらい
エントリーまでの距離: 800㍍くらい
ポイントの魅力: 複雑な地形、アクセスの難しい所で潜っている達成感
ポイント概要: 喜屋武岬の灯台の絶壁の下は他の岬の例に漏れず、ダイナミックで入り組んだ地形を楽しめるポイントで、縦横無尽に走る迷路のように続く通路の数々がなんとも面白い。透明度も〇。具志川城から干潮時に歩いていくか、水中を泳ぐ必要があるが、かなりの距離になるので要体力。アーチ・クレバス・小穴の宝庫で、複雑な地形は探索するのにピッタリ。ポイントまでのアクセスはそこそこのリスクを伴うので、しっかりと自己管理ができ、体力・スキルのあるダイバー向け。
ルート案
※具志川城跡から海岸までのエントリーに関してこちらのページに掲載しております:
具志川城跡
※2022年2月の情報ですが、先日、ダイビングインストラクターのグループがセルフダイビングでこちらを潜っていた際、潮の流れに捕まって帰れなくなり、漁船に救助されるという事案があったと聞きました。ハッキリ言って危機管理のできないダイバーが潜る場所ではありません。十分な体力、十分な量のガス、潮・天候・海況合わせ、リーフエッジから離れない事、ナビゲーション能力などを備えた上、完全自己責任で潜りましょう。流れ・波・上陸までの条件を勘案するとかなりハイリスクなポイントだと思われます。
気を取り直して、海中の紹介です(=゚ω゚)ノ
この辺りまで来たら残圧も頃合いかと思うので、海面の様子を伺いながら慎重に浮上し、水面移動&歩いて具志川城跡へ帰投しましょう。潜った後は充実感で満たされる、ダイナミックな地形ポイント、喜屋武崎灯台下でした。
(執筆: アレン)