沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
長浜ビーチ

長浜ビーチ

セルフダイビング難易度:中級(エントリーまでが遠い)
流れ: 穏やか~強
最大水深: 50㍍+
エントリーまでの距離: 600㍍くらい
ポイントの見所: 圧巻の珊瑚礁とドロップオフ

隣のメジャーな崎山エリアに比べると遠浅のため、ダイバーはほとんど行かないであろうポイント。沖まで出るのは大変だが、備瀬崎のような壮大なドロップオフに崎山のような珊瑚の群生の組み合わせが最高の場所。この景色が見られるのはここだけかもしれないので、潜る価値は大いにあり。ただし潮汐によってはかなり流れそうなので、その点は要注意。

駐車場情報

長浜ビーチの西端付近にあるこのスペースに6~7台ほど停められます。ビーチまで歩いてすぐ

ルート案

長浜ビーチの西端の正面沖から入水し、隣の与那嶺ビーチから上陸して歩いて駐車場まで戻るコース。距離があるので、タンクは14リットルなど大容量のものがおすすめ。また流れがアゲンストの場合与那嶺ビーチまで行けないので、その場合は長浜ビーチへ帰着するようにする

リーフエッジ付近から振り返った長浜ビーチ。エントリー口の浜からおよそ600mくらい。ここのインリーフは距離がありますが、リーフエッジが浅いリング状になっており、城壁のように内側を守ってくれているので、安心感があります

入水後、まずは浅場を超えて沖の方へ出ていく

さすれば今帰仁潜水地帯のメインディッシュ、圧巻の珊瑚礁があなたをお出迎え

長浜の西端正面はなだらかに沖の方へ落としている、このような棚が連続していますが、東進していけばドロップが近くなります

少し東へ進むとこんな感じ。ドン深ドロップにビッシリ珊瑚はここでしか見られないかも! 最高の景色です

魚影も濃くて、珊瑚と合わさって竜宮城を訪れているかのような気分が味わえます

斜面になっていて落ちているここの最大水深は底知れない

上の棚へと上がっていく途中の光景

この水中ケーブルの敷設コンクリートを辿れば容易くビーチへ帰れるので、そのまま上陸しましょう

ビーチへ帰った後は最初の駐車場まで1㌔ほど歩きますが、遠足もダイビングのうち☆
少し行動距離は長いけど、風光明媚で唯一無二の景色、長浜ビーチでした。

(執筆: アレン)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです