沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
港川の浜

港川の浜

セルフダイビング難易度:初級
流れ: 穏やか~中
最大水深: 25㍍くらい
エントリーまでの距離: 650㍍くらい
ポイントの見所: 最高に出入りしやすいドロップ、綺麗な地形

南部の穴場的ポイント。なんと浜からドロップまでコンクリートの道が敷いてあり、その出入りのしやすさは砂辺の階段以上。歩く距離は長いが、安全安心で出入りでき、海中も地形ヨシ、水質ヨシ、景色ヨシで南部の良さを気軽に楽しめる名ポイントに認定。駐車場・トイレも完備なのが素晴らしい。

駐車場情報

港川漁港から入れる、浜の横の駐車スペースに車を7~8台停められる。潮汐によってサーファーのお兄さんやお姉さんたちも多くやってくるので、上手い事工夫して停めましょう。なお、浜へ続く階段の前に停めると迷惑になるので、そこは空けておきましょう。

ルート案

コンクリートで敷設されたドロップから入り、まずは沖へ向かって左の入り組んだ地形を楽しみ、その後180度ターンし、西へ移動→森のアーチを見てから帰ってきて、ドロップ付近でしばし遊んだ後またコンクリートの足場から入るコース。ここはこの一本で完結できると思います。

インリーフ~リーフエッジまで続くコンクリートの道。あまりの歩きやすさ、出入りのしやすさに感謝し、モーゼの道と命名。イン・アウトともにここで行いましょう!

入ってすぐのドロップの光景。深く見えるけど、ボトムは20㍍くらいで安心だ

案の定、綺麗なクレバスがあります

出入口から右方面へ100mほど進んだところの光景。方角も取りやすいので、ドロップ沿いに進めば迷うことはないだろう

しばらく行くと、奥まったところに綺麗なアーチがあります。ここがこのポイント一番の景勝地、【森のアーチ】

簡単に出入りでき、南部の良さを手軽に楽しめる港川の浜、良きポイントでした。

(執筆: アレン)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです