セルフダイビング難易度:中級~上級(階段の上下に要体力、リーフエッジがかなり巻く、通路狭窄多数あり)
流れ: 穏やか~中(沖出しあり)
最大水深: 25㍍くらい
エントリーまでの距離: 200㍍くらい
ポイントの魅力: 複雑に入り組んだ地形と多数のクレバス
クレヴァス・クレヴァス・クレヴァス!! こんなに多くの切れ込みや穴がリーフエッジに入っていて探索できる場所は中々無い… 奥行のある洞窟のようなものは見つかっていないけど、蜂の巣のような岩場やクレヴァスが無数にあるので、地形で遊ぶのが好きな人におすすめ。ビーチも風光明媚で美しい。ただし長くて険しい階段の登り返し、潮位によっては上陸が困難なリーフエッジ、狭い通路を通る必要性など、ハッキリ言って危険の多い場所でもある。狭窄している場所へ侵入せずに潜るなら中級、侵入する前提なら上級+と言った難易度です。

このポイントにはいくつかの注意点がありますが、特筆すべきはこの長い階段でしょう。以下、海岸までの道のり。




鋭い方はお気付きだと思いますが、この階段の登り返しは中々キツイです(;’∀’)
私はそこそこ足腰には自信がありますが、2本連続でここを登った後は2~3日ふくらはぎが痛かったですね、ハイ。
コース案A 右ルート








穴々を探索しながら西進していくと、残圧もいい頃合いでこのようないい感じの小ホールへ辿り着きます




コース案B 左(東)方面









上陸地点付近は波が巻き込みやすく、足場も凸凹岩とギザギザ岩というキラーコンボで攻めてくるので、海況が悪い時は行かない方が賢明だと思います。この日は潜水中に海が荒れてきて、上陸は過去TOP10レベルで難しかったです(;’∀’)
(執筆: アレン)
まずは揃えたい軽器材
①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!
②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます
③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです
④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです
その他おすすめ器材:
ダイビングコンピューター: Shearwater Teric
ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません
レギュレーター: apeks MTX-R
apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです
DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう
ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです