沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
安波のホール群

安波のホール群

セルフダイビング難易度: 最上級(地の果てまで片道2.5kmの遊泳&行軍)
流れ: 小~中
最大水深: 20㍍くらい
エントリーまでの距離: 安波海岸から1800㍍くらい
ポイントの魅力: 洞窟、アーチ、トンネル、クレバス等が多数存在

往復の移動込みで1行程/4hのハードコース

しかし、ポイント自体は水深、難易度共に初心者でも楽しめるレベルだが洞窟、トンネル、アーチ、クレバスがメインのポイントなので中性浮力は必須である。リーフ沿いの7mくらいの浅瀬ではロープ等の漂流物がトゲトゲした壁面に絡まっており海賊船の中を探索しているような感覚になる。リーフエッジ沿いを深度を深めていくと小ホール、アーチ、長めのトンネル、クレバス等が連なって存在している本島随一のポイント。体力に自信のあるダイバーさんは一見の価値あり。
部長より一言: 遠い、キツイ、危ない、所により波の引きが強烈で足場も滑り、要ロッククライミングの超ハードコアポイントなので、半端な気持ちで行くのは禁止。エクストリームスポーツがしたい人向け。 

堤防の先端からエントリーして矢印の方向に向かい泳いで行く。安波のタッチューの手前で岩場になるので一旦フィンを脱いで次は歩いて移動だ。

※漁船が通るので水面移動の際は周囲に気を付けて移動しよう!

途中にあるビーチ

立派な滝が流れている。

安波のタッチューの手前の岩場
安波のタッチュー裏のポイント

個々の先端も超える。

移動途中で見つけたハート形の珊瑚

※徒歩移動中に珊瑚を踏んで傷つけないように細心の注意を払おう!

エントリーポイント付近から山側を撮影

写真右下のクレバスからエントリー

エントリーしてすぐの水深7mくらいの浅瀬にある海賊船のようなポイント
一連の洞窟の写真

下が砂地なので巻き上げないように注意しよう

このようなアーチが多数ある。
小ホールも多数ある
ホールに射し込んだ光がとても幻想的
安波のトリプルゲート
表面が滑らかな岩が多くあり他のポイントに比べてミステリアスな雰囲気がある。
長い砂の廊下
廊下の出口付近
廊下の出口付近に射し込む光が幻想的
青い宝石のよう
トンネルが多数あり所処に光が射し込んでいる。
魚のしっぽ
整った形の岩が点在するホール
ツートーンの珍しい模様の岩
安波の太陽

(執筆: エフオカ)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです