セルフダイビング難易度:中級(結構泳ぐ)
流れ: 穏やか~中
最大水深: 25㍍くらい
エントリーまでの距離: 400㍍くらい
ポイントの魅力: ラビリンス、珊瑚礁、島影で潜ってる感
セルフダイビングのメッカ、ゴリラチョップの近くということもあってか割と人気のポイント、瀬底島ラビリンス。基本的にボートポイントですが、我が小隊にそんな贅沢が許される訳も無く、代わりに健全な肉体があるじゃないかということでビーチポイントとして認識しています。
正直なところ、瀬底島はローカル感が強く、車で出入りする際に色々と気を遣うことも多いので、このポイントを紹介するかずっと迷っていました(;’∀’) 地元の方との兼ね合いも考え、具体的なエントリー口などは伏せつつ紹介を進めていきます。どうしても潜りたい方はパイオニアスピリットに火を付け、自分で開拓してみましょう。
ビーチからエントリー後、ラビリンスを目指してひたすら水面移動をします。
瀬底島の特徴として、とにかく立体サンゴが群生しており美しい事。瀬底ビーチ以南の島の西側のリーフはずっとこんな感じです。
リーフエッジの光景。やはり珊瑚礁が発達しており、海も水質が良く大変綺麗です。
来る度に水が澄んでいて綺麗だなーと惚れ惚れとしてしまいます。たまに濁る事もありますが… 色味が良いと言うか蒼いと言うか(;・∀・)
ドロップの下にはなだらかに落としている砂地が広がっており、小さな島である瀬底島の形を感じる事ができて、個人的に大好きな景色です。丸みを帯びて深く沈み込んでいく感じ、伝わりますか?
逆に岸側はこのように岩場が連続しているので分かりやすく、ラビリンスという名とは裏腹に迷うことはまずないでしょう。
ラビリンス付近にはブイが複数浮かべてあるので、その辺りに入口があると思って探しましょう。
初見では分かり辛いのですが、このヒト一人がやっと通れる穴がラビリンスへの入口です。バックマウントでちょうど通れるくらいの狭さなので、後続のダイバーのためにも中性浮力をしっかり取り、砂を巻き上げないようにしましょう。
ラビリンスの中はこのような幻想的な通路になっています
通路を抜けた先は小さな広間になっていて、この赤い魚(笑)がたくさん泳いでいます。
正直、もっとラビリンスと呼ぶに相応しい場所は沖縄本島に他にたくさんあると思っていますが、ここの幻想的な雰囲気は素晴らしいものがあり、人気のスポットになるのも大いに納得できます。ラビリンスや豊かな珊瑚礁を含め、瀬底の海はとても魅力的なので一度は訪れることをおすすめします。
(執筆: アレン)