セルフダイビング難易度:初級~中級
流れ: 穏やか~中
最大水深: 20㍍くらい
エントリーまでの距離: 50㍍くらい
ポイントの見所: 入り組んだ地形と綺麗な珊瑚礁
駐車・エントリー・撤収作業全てにおいて使いやすい上に地形が凄く面白い神ポイント。与論でセルフやるならここがベストじゃないかな。水路から楽々エントリー、海は綺麗だし地形もバラエティ豊富。離岸流は出そうな感じなので潮合わせと装備はしっかり。
駐車事情
ルート案
水路からエントリーして右方向(西)へ150~200mほど移動していくと地形が面白くなってくるので、リーフエッジに切れ込んだクレバス内を探索しているだけで楽しめる。残圧が頃合いになったら最寄りのリーフエッジから浮上し、浜の方へ泳いで/歩いて戻る。地形を探索する時間を増やしたい人は最初から右方面へ歩いて行って入り組んでいるゾーンへ直接エントリーしても良い
海岸の景色。2022年11月撮影時典では軽石の漂着の影響で灰色の石がたくさん見える。海の中央の明るくなっている部分が水路。ここから入っていく
水路を抜けると白い砂地と点在する岩々が続く。この水路中央から沖へ出ると珊瑚がたくさん群生している根が連続しており、水深も30㍍ほど落ちていく。左方面(東)はずっとそのような根が点在していて綺麗だが、地形的にはあまり面白くないので、前浜は右方面がおすすめ
沖の方と左方面はこのような景色が続く
右方面へしばらく砂地を進んでいくと、このようなクレバスが出迎えてくれるので、入り組んだリーフ内へ入っていく
リーフの中は通路になっている箇所も多く、光がほとんど入らないオーバーヘッドエリアもある
見応えのある地形の数々
サイドマウント装備であれば狭い通路も楽に通過できる
ダイナミックかつバラエティに富んだ地形を探索しているだけであっという間に時間が経過していくので、手に入るなら容量の大きいタンクやダブルタンク/サイドマウントがあれば一気に楽しめる。 シングル10㍑で行くなら2本に分けても良い
今の所与論島のセルフダイビングではもっとも使いやすく、満足感の得られる名ポイントの前浜海岸。間違いなくおすすめできる場所なので、一度訪れてみるといいでしょう。
(執筆: アレン)