セルフダイビング難易度:上級(ビーチまで坂道を15分ほど歩く必要あり、隔絶した場所なのでリスク管理必須)
流れ: 穏やか~中くらい
最大水深: 30㍍くらい
エントリーまでの距離: 500㍍くらい
ポイントの見所: 沖縄の海の魅力を体現する完璧な場所
その名にダイビングを冠する、沖縄本島セルフダイビングの全てが詰まった、最高のポイント。最上の珊瑚礁・水質・地形・オーバーヘッド・大物が貴方をお出迎え。出入りがかなり大変だが(特に帰路)ここの美しさは全ポイント中トップクラス。永遠に守り抜くべき場所だと思うくらい素晴らしい所です。凄いぞダイビー、大好きだダイビーヾ(≧▽≦)ノ
そのような最高のポイントではありますが、かなりの体力・潜水スキル・周りに何もない隔絶した場所なのでリスク管理の能力が必要な場所であることも強調しておきます。
駐車場情報
ルート案
エントリーしてすぐに出迎えてくれる豊かな珊瑚礁
リーフ中央にクレバスが走っているので、そこから潜行していく
水質の良さと透明度が神です
潜行ポイントのクレバス付近はオーバーヘッドの迷路のようになっているので、ドキドキしながら探索する
クレバスを出て右方面へ移動すると、このような特徴的な形の大岩があります。この岩の中に、我が分隊が今まで見つけた中でも最高に美しい景勝地の一つと思っている、【ヘヴンズ・ドアー】があります
【ヘヴンズ・ドアー】内の光景
中は迷路のようになっており、様々な通路や小窓から射し込む光はこの世のものとは思えないほど幻想的で、心を魅了されます
ヘヴンズ・ドアーを抜けてリーフエッジ方向へ戻ると、このラクダの背のような形をした【キャメル・ロック】があります。入口がアーチになっており、門をくぐるように入って行きます。 こちらも光の競演が筆舌に尽くしがたいくらい美しい場所です
キャメル・ロックの先のリーフ内も入り組んだ地形が美しく、小魚が乱舞する小部屋などがあり、終始魅了されっぱなしの場所です。
ここまで来たら残圧も頃合いだと思うので、そのままリーフに沿って浮上、帰還します
帰りはまたコレ。 坂道の険しさと疲労で視界が霞んでいます(嘘。ただの手ブレ。笑)
実際体力要求度は高いポイントなので、行きたいと思った場合はしっかり体力錬成をしておくことをお勧めします。
個人的に沖縄本島のセルフダイビングで一本だけ、と言われたらこのダイビングビーチに最優秀賞をあげたい、それだけ魅惑的な最高のポイントです。
(執筆: アレン)