セルフダイビング難易度:初級
流れ: 穏やか
最大水深: 20㍍くらい(沖の方30㍍くらい)
エントリーまでの距離: 80㍍くらい
ポイントの魅力: 気兼ねのなさ、ソフトコーラル、モニュメントの数々

ポイント概要:砂辺は、沖縄本島の中部、西海岸に面しており南風や東、北東の風の時に穏やかなポイントです。ダイビングショップやタンク屋が多くあり、タンクレンタル、チャージに便利で県内随一のダイビングポイントです。砂辺ポイント(宮城海岸)は、お花畑と呼ばれるソフトコーラルがたくさん見られます。
セルフダイビング難易度:体験ダイビング、講習者、初心者~フォト派ダイバー
流れ:ほぼなし
最大水深:約20m
見所:砂辺は潜れるポイントがたくさんあり、基本的に海岸線は潜ることができます。マクロ生物や水中ポスト、潜行用の鎖があり初心者ダイバーにも優しいポイントとなっています。今回は代表される3ポイントを紹介します。地図参照、下記詳細
地図上① 砂辺No1ポイント
砂辺No.1は、初心者でもエントリーがしやすく、鎖をたどればドロップまで行けます。鎖を持ちながら、潜ることが出来るので、初心者や講習ポイントにも活用されています。
砂辺No1北側には、水深5~6mに小洞窟があり15~20m進むと水面に上がることも出来ます。
場所によっては、人ひとりがやっと通れる狭さなので、器材壊さないよう注意です。イセエビも姿を現すこともあります。
地図上①
鎖をつたってもぐるとその沖、約20m進むと水中ポストがあります。その付近には、カマスがよく群れています。
ポストからさらに沖に行くと水深20m付近に三角岩があります。三角岩のてっぺん付近にカクレクマノミが住み着いているので、写真ポイントにいいです。三角岩から南西側、水深20mには土管が沈んでおり、直径約60㎝、長さ20mあり、中に入ることも出来ます。2番目以降に入る方は、土管の中が濁るのでオススメできません。
地図上② 砂辺No.2(カルフォルニアサイド)
砂辺No.2は、砂辺No.1より南側にあり、花畑とよばれるソフトコーラルが群生しています。また、岩穴などにはネムリブカやツバメウオ、コブシメ(クブシミ)がよく現れます。
右上:岩穴、左上:花畑、左下:ドロップに白い砂
地図上③ 浄水場前(UFO)
浄水場前からエントリーすると沖合200mに浄水場の吐出口と取水口があります。吐出
口は通称UFOと呼ばれており、稼働していれば温かい水を排出しています。取水口は通称神殿と呼ばれており、取水口の土台下も潜ることが出来ます。土台下に、ダイバーが吐き出したエアーが溜まると鏡の様になりとてもきれいです。
記入者:たくま
まずは揃えたい軽器材
①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!
②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます
③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです
④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです
その他おすすめ器材:
ダイビングコンピューター: Shearwater Teric
ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません
レギュレーター: apeks MTX-R
apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです
DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう
ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです