沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
奥武島クレバス

奥武島クレバス

セルフダイビング難易度:初級~中級
流れ: 穏やか
最大水深: 15㍍くらい
エントリーまでの距離: 400㍍くらい
ポイントの見所: 大きなクレバス内の地形、外洋から守られている事

奥武島の南のリーフに切れ込んでいる大きなクレバス。外洋から守られており、複数のインリーフプールを超えながら地形を楽しめて遊べるポイントなので、セルフダイビングステップアップにいいと思います。歩いてポーンと入れる干潮時に行くのがおすすめ。(満潮時は400m遊泳が待っています)

駐車場情報

観光地だけあって、エントリー地点の海岸は広い駐車場とトイレ完備なので困ることは無いでしょう。下もコンクリートなので汚れずに展開ができるのも〇

ルート案

浜→インリーフ→大きなクレバス内を周遊→帰還という至ってシンプルなコース。外洋はリーフエッジからチラ見する程度に留めておけばかなり安全なプロフィールだと思われます。時々ダイビング船が行き来していることもあるので、その時は頭上注意。

リーフエッジを超えて最初のプール~クレバス内へ入ったところ。水深も浅いので、ゆっくり潜行チェックをしながら沖の方へ進んでいく

第二プールの終点で一段落ちるので、ここから降りて行くと…
このクレバス内の空間は光が射し込み、一番の景勝地だと思います
少し狭いですが、中の穴を通って反対側へ出ることも可能
ドロップオフへ到達。透明度が良い事が多く、南部らしい岩と砂地が点在する風景があります

(執筆: アレン)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです