沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
古宇利残波

古宇利残波

セルフダイビング難易度:中級~上級(エントリーまでの移動が大変・時により流れがとても強い)

流れ: 潮止まり時:穏やか 下げ潮時(特に大潮):川

最大水深: 60㍍くらい

エントリーまでの距離: 300㍍くらい

ポイントの魅力: ダイナミックな地形、古宇利残波ホール

詳細:灯台駐車場の向かいから続いている獣道を通って海岸まで出て、そこからリーフエッジまで行って潜行するポイント。リーフの左先端から突き出ている大き目の岩が古宇利残波。ポイントの特徴としては残波らしい深いドロップオフ、大きな岩、小穴やアーチなどが点在していて壮観な場所。潮次第ではリーフエッジが川のように流れるので潮合わせしっかり。潮止まりでエキジット出来るようなプランがオススメ

駐車場の道路向かい側に古宇利残波へと続く獣道の入口がある
大変そうに見えるけど、5分も経たないうちに着くので大丈夫
ハブに注意?かな
海が見えてきた。 奥の方に見える岩が古宇利残波

岩場を乗り越えて入水。灯台下のギザギザ岩に比べたらかなり楽

大潮の干潮時には古宇利残波まで歩いてこれるので、泳ぎたくない人は干潮合わせがいいかも

コース案

水路になっている入り組んだ地形と古宇利残波ホールを見物して、ダイナミックなドロップオフを流して戻るコース。これで見所はほぼ押さえられるだろう

水中に入ると、光とサンゴの色合いが幻想的

水路付近には入り組んだ地形やクレバスや小穴などがある
少し進むと、ゴロっと聳え立つ岩があるので、ここが古宇利残波ホールの目印
壁伝いに入ると、なんとも美しいアーチがお出迎え。大き目のネムリブカがいることも
ホールの中には狭くなっている通路もあり、ちょっと遊べる
ホールを出て壁伝いに移動していく。残波岬らしいダイナミックな景色が続く
この壁とか、ほぼ垂直に50m以下まで落としているので、壮大な景観。本島全体を見渡してもここまでのドロップはなかなか無いんじゃないかな
そのまま流していくと古宇利残波へ到着するので、ここら辺で引き返して帰投する

古宇利残波と夕日

(執筆: エフオカ)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです