沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
ホーンテッドマンション(本栖湖)

ホーンテッドマンション(本栖湖)

セルフダイビング難易度:初級
流れ: 無し
最大水深: 10㍍くらい
エントリーまでの距離: 50㍍くらい
ポイントの見所: 巨木

おそらく本栖湖で一番有名なダイビングポイント。水中に沈んだ巨木がなんとも妖しい雰囲気を演出している映えポイント。左の岬の方へ行くと急な斜面もあり、深い本栖湖が感じられる。


シリーズ番外編。本栖湖は日本を代表する淡水ダイビングの代表的なポイントで、富士五湖の中で最大の水深(120㍍)を誇り、透明度も良いため訪れるダイバーが多く居る湖です。標高1000㍍近い場所での潜水になることや水温が低い事(夏季20℃以下~冬季10℃以下)が挙げられるので、ドライスーツや高所ダイビングの知識を以て臨みましょう。富士山の麓の美麗な湖で潜るのは最高です! 初めて潜るなら、本栖湖ダイビングに誰よりも精通している本栖湖ダイビングリゾートのFさんにお願いしましょう。とってもナイスガイな方で、終始楽しく、気持ちよく案内してくれるのでおすすめです。セルフダイビングにも理解があるので、器材持参でタンクだけを借りて潜ることも可能です。(当サイトでは基本的にセルフダイビングを前提に記述しています。)

駐車事情

沿道のポイント付近に1台ずつ駐車できる路肩のスペースがあるので、そこを利用して駐車可能。ただし夏季はキャンピング客が多く塞がっていることも多い。本栖湖ダイビングリゾートを利用すれば専用駐車エリアも利用可能

ルート案

緑のポイント表示マークがあるところに巨木が沈んでいるので、浜から入ってまっすぐ進めばすぐに見つかります。巨木があるのは深度5~10㍍くらいのエリアなので、ひとしきり見物した後は岬の方へ遊泳しに行き、ダイナミックな斜面を見てから帰って来るコースがおすすめです。

車を停めて、こんな感じの緩やかな斜面を降りて砂浜まで行く。近いし乗り越えるべき珊瑚礁もないので、沖縄でガチンコエントリーを頑張っている身としては安楽この上ない(=゚ω゚)ノ
ポイントの全貌。光が当たって明るくなっている手前のエリアに巨木が沈んでいるので、すぐに見つかるでしょう
浜から入水すると沈船(笑)がお出迎え

少し左の方へ進むと…

デターーーーー(゚∀゚)ーーーーーー ホーンテッドマンション見参!!
冷静に行ってしまえばただ大きな木が沈んでいるだけなのですが笑 本栖湖の霧がかったミスティックブルーの背景と組み合わさると、なんとも言えない妖しい雰囲気がビューです。本栖湖ダイビングのアイコンになるのもうなずけますね
巨木の横に落ちている謎の木臼のようなものや、大量の木の残骸

ホーンテッドマンションだけだとすぐ終わってしまうのでw もう少し足を延ばして岬の方へ行ってみることにします

基本的にはガレ場が続いていますが、岬の先端へ行けば行くほど斜面が急になっていきます
本栖湖の透明度は10~15㍍くらいなので、斜面の下は途中から見えなくなって、このまま120㍍まで一直線なのかと想像が膨らみます
所々にカッコいい形の岩も点在
ひとしきり同じような景色(笑)を堪能した後はホーンテッドマンションへ帰還し、潜水終了します。

ハロウィン時期はホーンテッドマンションの巨木をライトアップしてカボチャやドクロを置いたりして遊ぶイベントも開催しているようです💀
定期的に見に行きたい名物ポイント、本栖湖のホーンテッドマンションでした。

(執筆: アレン)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです