沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
ホーシュー北

ホーシュー北

セルフダイビング難易度:中級~上級(出入りがキツい、水深深い、波も当たることがある)

流れ: 穏やか~強

最大水深: 70㍍くらいらしい

エントリーまでの距離: 150㍍くらい

ポイントの魅力: ダイナミックなドロップオフと地形、カマストガリザメ

ポイント概要:恩納村の万座毛エリアにあるポイントで主に夏場のポイントです。北風には弱いポイントです。ホーシュー北というポイントですが、南側にホーシューと呼ばれているポイントがあり、そのポイントの北側のためホーシュー北と呼ばれています。ホーシューとは馬の蹄に似た岩があり、外人が名付けたと言われています。以前は車を東屋近くまで入れられることができましたが、現在は封鎖されていて地図上の田畑の沿道に路上駐車している状況です。周りは畑ですので、農家の方の迷惑にならないように配慮しましょう。

セルフダイビング難易度:中級~上級(エントリーまでの陸上移動が長い。ホーシュー北より南側は深場で40mオーバー)

流れ:南側は小~大、北側は小~中

最大水深:ホーシュー北南側50m、北側20~30m

見所:県内随一の地形ポイントでドロップは吸い込まれそうになるほど底が見えないところもあります。釣り人が多く釣れた魚をサメが奪ったりするのも見られます。また、北側には鍾乳洞があり、大小ありほとんど入っている方がいないため、幻想的な景色が見られます。

南側の進入口(フェンス)から入ると舗装された道をあるき、東屋をこえると舗装されていない道へ左側進みます。しばらく行くと、岩肌の飛び出た場所を下っていきエントリーポイントへ到着です。岩は鋭く。ゴムブーツでは痛くて歩けません。フェルトブーツをお勧めします。釣り小屋が目印にもなります。

釣り小屋下はドロップになっており水深約25~30mでカマストガリザメが時より姿を現し多い時には5匹ほどの群れが見られる場合もあります。

北側には洞窟があり(上写真)満潮時は海と繋がり、干潮時は海と切り離されます。満潮時にそのまま泳いで入るのがおすすめです。洞窟内部は広い空間が広がり、奥は約40m、水深が約3~5mで透明度が抜群で洞窟の奥から出口に向かう際の青が神秘的できれいです。

上記で紹介した洞窟の他に近くに小さな洞窟がありますが、その洞窟は潜るとさらに奥へ続いており、約15m進むと浮上できるポイントがありそこから、二手に分かれています。上右の写真は右奥へさらに5mほど進んだ場所にある鍾乳石です。辺戸岬のエアードームの小さいイメージです。個人的には、万座エアードームと呼びたいところではありますが各ショップいろいろ名前を付けているので、名前とポイントが一致しない場合もあると思います。

上左の写真は、万座毛を水面から見た写真です。ホーシュー北から300mほどリーフ沿いを北へいくと象の鼻部分へ行けます。

記入者:たくま

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです