沖縄のセルフダイビングポイントマップ by Japan Self Diving Force
 
トンネル下(本栖湖)

トンネル下(本栖湖)

セルフダイビング難易度:初級
流れ: 無し
最大水深: 30㍍くらい
エントリーまでの距離: 50㍍くらい
ポイントの見所: 沈んだ車、溶岩帯

トンネルを超えた所に駐車ペースがあるので、そこへ車を停めて入水可能。水中はすぐに斜面になっており、水没した自動車や溶岩帯などがある。

シリーズ番外編。本栖湖は日本を代表する淡水ダイビングの代表的なポイントで、富士五湖の中で最大の水深(120㍍)を誇り、透明度も良いため訪れるダイバーが多く居る湖です。標高1000㍍近い場所での潜水になることや水温が低い事(夏季20℃以下~冬季10℃以下)が挙げられるので、ドライスーツや高所ダイビングの知識を以て臨みましょう。富士山の麓の美麗な湖で潜るのは最高です! 初めて潜るなら、本栖湖ダイビングに誰よりも精通している本栖湖ダイビングリゾートのFさんにお願いしましょう。とってもナイスガイな方で、終始楽しく、気持ちよく案内してくれるのでおすすめです。セルフダイビングにも理解があるので、器材持参でタンクだけを借りて潜ることも可能です。(当サイトでは基本的にセルフダイビングを前提に記述しています。)

駐車事情

トンネルを超えですぐの所に車2台分くらいのスペースがあるので、ここへ停めて楽々エントリー可能

ルート案

入って右方向へ行くと沈んだ車、左方向へ行くと大昔の富士山に噴火によって形成された溶岩帯があるので、両方を見に行ってから帰って来るコースになります
本栖湖初めての一本はここから入水。 12月だったのでドライスーツに寒冷地用のインナーで臨みましたが、当然のごとく水中は寒いです! 夏場ならギリウェットでもいけるかもしれませんが、ドライが無難。 本栖湖は全体的にどこから入ってもすぐにキツめの斜面になっていて、斜面の先は水深120㍍まで繋がっていると思うとドキドキします。

10分ほど右方面へ泳いで行くと…

お目当ての沈船ならぬ沈車を発見!
車種が何なのかさっぱり分かりませんが、1960年代くらいの車かな? 時を経てもこんなに綺麗に形を留めているのは冷涼な淡水湖ならではですね~

お目当ての車を見物したあとは、反対方向へ切り替えして溶岩帯を見に行くことに

立派な溶岩帯。富士山からここまで流れ込んできて形成されたものだと思うと歴史を感じさせられてしみじみとしますね

以上、本栖湖の入門ポイントの一つ、トンネル下をお届けしましたー

(執筆: アレン)

まずは揃えたい軽器材

①フェルトブーツ: ビーチエントリーならフェルトブーツは絶必です!

②マスク: apeksのVX1マスク、視界良好でフレームレス構造のため壊れる心配が少なく、長きに亘って使えます

③シュノーケル: GULLのスーパーブリットは呼吸と排水がしやすい、万能シュノーケルです

④フィン: apeks RK3フィンはパワーがあり、重装備や流れの中でも頼りになる相棒です。ジェットフィンよりも少し軽く、現代的なデザインがカッコいい定番フィンです

その他おすすめ器材:

ダイビングコンピューター: Shearwater Teric

ほとんどのテックダイバーが使用しているダイコンの決定版、Shearwater社のTeric。腕時計型なので普段使いも可能で、あらゆるダイビングに対応している性能と視認性の良さ、デジタルコンパスの使いやすさはピカイチです。トランスミッターも使用可能。値は張りますが、買って後悔はしません

レギュレーター: apeks MTX-R

apeks社のレギュレーターは深場での呼吸がしやすく頑丈でとても信頼ができるメーカーです。その中でも日本では使っている人をあまり見かけないMTX-Rシリーズは寒冷地性能が高く、見た目もカッコいいです

DSMB(シグナルマーカーブイ): 安全な浮上や漂流対策にDSMBは全ダイバー必携なので、必ず持っておくようにしましょう

ダイビングライト: こちらも暗所やナイトダイビング、水中でのコミュニケーションに必要なので必携。入門用には安いライトで大丈夫ですし、本格的なダイビングライトが欲しくなったらammonite社やBigBlue社などの製品がおすすめです